左上1番はかなり前に他院で治療をしたクラウンが入っています。右上1番のご自分の歯よりも色が濃くなっています。

左上2番はご自身の歯ですが、近心部（手前の歯と接する部分）にレジン充填がされており、失活歯（神経がない歯）のため歯質が変色しています。

左上1・2番ともに失活歯です。

左上1番は根尖部（歯の根の先端部）に問題があり、再度根管治療が必要と診断しました。
治療回数がかかること、治療期間中にお痛みなどの症状がでる可能性があることなど、デメリットもご説明した上で、患者さんのご希望で根管治療を開始しました。

●左上1番・2番
・オールセラミッククラウン
・ファイバーコア

根管治療後、ファイバーコアを製作、セットしてセラミッククラウンの印象をします。

宮本歯科では印象（歯型とり）にこだわっています。患者さんにはご辛抱をお願いすることになりますが、現時点ではデジタルスキャナーによる光学印象は宮本歯科で求める精密さに達していないため、シリコンでの印象を選択しています。

セラミッククラウンの色は自然な感じの色をご希望されました。

約2週間後セラミッククラウンをセットしました。

根管治療を行っている期間を利用してホームホワイトニングをされました。
全体的にご自身の歯も白くなり、ホワイトニングの効果がでています。
今後は臼歯部の治療も予定しています。