歯の虫歯を削り、セラミックの詰め物を詰める治療方法です。
セラミックのインレー(詰め物)と言うとセラミッククラウンよりレベルの低い、または一時的な治療のように感じている患者さんも多いと思いますが実際は正反対で、より難易度が高いものの自分の歯に優しい治療がセラミックインレー(セラミックアンレー)による審美歯科治療です。
虫歯が小さく範囲が狭い場合や治療済の金属を詰め替える場合、また患者さんの健全な歯が多く残っている場合に最適な審美歯科治療です。インレーは小さな虫歯、アンレーは中程度の虫歯に詰めるセラミックの詰め物で、歯の透明感や色を再現することができ自然な仕上がりで審美性に高い白い歯の治療です。
美しい歯をデザインするということ
インレーは詰め物ですから虫歯を残さないよう徹底して取り除き、患者さん自身の歯を丁寧に削って詰め物との隙間がないように形成する必要があります。
形成は詰め物の「隙間」をつくらないようにする大切な治療ステップで、デザインで決めた通りに歯をセラミックインレー(アンレー)との複雑なラインに合わせて削る作業です。人の歯は一度削ると元に戻ることは決してありませんから、繊細で丁寧な治療が求められます。
この形成の切削に宮本歯科では手間を惜しまず十分に余裕をもって進めます。健全な歯を最大限残したセラミックインレー(アンレー)を詰めるための3次元的で複雑な形に歯を整えることが必要です。通常は1歯あたり約30分〜1時間程度の時間を取り、隣接歯や歯ぐきを傷つけないように歯科用ルーペの拡大視野で丁寧な切削をおこないます。
印象はセラミックインレー(審美歯科治療)の設計図です
宮本歯科では印象(歯型)の型取りを大切にしています。患者さんのお口に入るセラミッククインレーは歯科医師が作っているわけではなく、歯科技工士が1つひとつハンドメイドでお作りしています。歯科技工士は患者さんのお口の中を直接見ることはありませんから、クリニックで採得する印象(歯型)が立体的に患者さんのお口を知ることができる唯一の設計図です。
例えば皆さんは、間違ったり歪んだ設計図でしっかりしたお家ができると思いますか?歪んだ設計図で作ったお家に安心して住めるでしょうか?
見落とされがちですが、美しい審美歯科治療の成功には事前にお口のコンディションを整えること、そのうえで治療を担当する歯科医師本人が基本に忠実に、丁寧に印象を採取することが大切です。
形成を終え歯の形を整えたら印象を採得します。歯と歯ぐきの形を正確に移し取るために2種類のシリコン印象剤を使って丁寧に型を取ります。印象剤を口に含むため、患者さんに不快感を与えないよう慎重かつ手際よく進めます。
セラミックの白いインレー(アンレー)はどれも同じではありません
宮本歯科のセラミックンレー(アンレー)は、主に e.max (イーマックス) を選択しています。このイーマックスインレー(アンレー)はガラスセラミックという材質で作られ、従来のセラミックの3〜5倍の強度を持ちながらも硬すぎず天然歯に近い摩耗性を持っている歯に優しい素材です。
このイーマックスインレー(アンレー)は歯と分子レベルで強固に接着するため治療後の2次虫歯の可能性も低く抑えられます。
セラミックインレー・セラミックアンレー 治療費
歯の詰め物 (中程度のサイズ) | 費用(税込) | |
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セラミックアンレー(イーマックスアンレー) | 1歯 | ¥121,000 |
ゴールドアンレー ※2024年12月現在 |
1歯 | ¥264,000 |
歯の詰め物 (小程度のサイズ) | 費用(税込) | |
セラミックインレー(イーマックスインレー) | 1歯 | ¥99,000 |
ゴールドインレー ※2024年12月現在 |
1歯 | ¥176,000 |
*治療費は全て 税込の価格となっております。