インプラントの費用は
信頼性に比例します

インプラント治療は保険適用外のいわゆる保険外診療用（自由診療）となりますのでそれぞれの歯科医院で治療費用（料金）の違いがあります。これはインプラントに限らず、自費治療（自由診療）一般に言えることですが、患者さんはどのように費用を見極めるかがとても難しいのではないでしょうか？費用（料金）にばらつきがある理由として、次のような要素が考えられます。

費用（料金）に対する考え方

治療を受ける患者さんにとっては費用（料金）は少しでも抑えたいところだと思います。家電品なら欲しい商品をネットで比較し、一番安いところで購入することでしょう。ところがインプラント治療の場合はクリニックで得られる治療の結果は同一ではありません。

だからこそ患者さんが治療内容を理解しなければ比較のしようがありません。治療を考える前には今後の治療内容についての十分な説明を聞き、納得されてから治療に必要な費用（料金）が納得できるものか判断いただきたいと思っております。

インプラント治療に必要な費用は決して安いものではありません。しかし誤解を恐れずに言わせて頂けば、やはりある一定レベル以上の治療の成果をあげるためにはある程度の費用（料金）が必要です。費用（料金）が安いのがいけないとか、高ければいいというわけではありません。費用（料金）だけを見ず治療の質と内容を見ていただきたいと思います。

選択するインプラントメーカによる原価の違い

宮本歯科で使用しているブローネマルクシステムは他のシステムと比べると費用は高額です。目先のことを考えれば他のシステムの方がより安価にインプラント治療を行えるかもしれません。ただし宮本歯科では安価なアジア製や新興メーカーのインプラントは決して選択しません。ブローネマルクシステムの世界的なシェア、半世紀の歴史による豊富な臨床例と情報量は、他のインプラントシステムをはるかに上回り患者さんにとっても、我々臨床医にとっても非常に有益なものと考えます。

インプラント治療の術式や治療方針の違い

インプラントといってもいろいろな方法（メーカー・術式等）や、それぞれのドクターによる治療方針の違いにより、治療やその準備や技工に要する回数や時間そして材料・人件費などの経費が異なることなどからそれに伴う技術料やその他の経費が異なります。簡単に言ってしまうと同じ治療をするにしてもどこまでのレベルを目標とするか、また患者さんがどこまでを望むかによってそれにかかる費用が変わってくるということです。

固定経費の違いや歯科医師の経営方針など

クリニックの立地条件や設備・人員などによる経費の違いや歯科医師の方針の違いなどによるものです。